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介護のUターン情報局

介護Uターンは「転職」→「引っ越し」の順番で

引っ越しをするのは転職先が決まってから


職場までの通勤手段や時間を考慮できる

都心部であれば交通網がはりめぐらされているので、勤務地がどこになってもあまり問題はないかもしれませんが、地方の場合は事情が違ってきます。
郊外に事務所を構えている企業も多く広範囲に会社が点在しているので、先に住居を決めてしまうと、予想と違う場所にある職場へ出勤しなければならなくなった際に大変苦労することになります。せっかく都市部の通勤ラッシュから解放されたと思っても、通勤時間が長くなってしまってはあまりメリットがありません。
勤務先が決まってから、交通手段などを考慮した上で住む地域を決定するのが良いでしょう。

補助を受けられる場合がある

企業によっては、社宅や住宅手当などを設けているところがあります。社宅が利用できるのであれば、自分で契約する住居よりも費用を抑えることが期待できますし、補助金が出るのであればそれを加味した上で条件の良い物件を選ぶことができるかもしれません。
また、企業ではなく自治体が様々な支援を行ってくれる場合があります。他の地域からの移住者に対して、子育てに関わる費用の補助や、住宅購入の助成、空き家のあっせんなど様々な内容を行っているケースがあるので、予定している地域ではどんな支援策があるのかあらかじめ調べておくのが良いでしょう。

じっくり転職先を見極めることができる

地方での転職は、都市部と比べると圧倒的に求人が少ないのが現状です。そんな中で、自分の希望に合った職種や、本来のUターンの目的を実現できる職場に出会うのは簡単なことではありません。短期的に集中して転職活動を行おうとしても、自分ではコントロールできない運やタイミングも少なからず影響してくるので、結果的に長期化してしまう可能性も大いに考えられます。
元々の職場を退職してから転職活動を始めると、経済的にも精神的にも早く決めなければならないという焦りが強くなり、冷静な判断ができなくなる場合があります。せっかくUターン後の就職先が決まっても、自分の希望や事情に合わず長く務めることができないのであれば転職の意味がありません。
また、先に引っ越し先を決めてしまうことも上記と同じような焦りを生む可能性があります。転職活動中も家賃や生活費はかかるので、早く決めなければ貯金を使い果たしてしまう、という窮地に立たされることになるかもしれません。
地方での転職活動は、決して簡単なものではありません。しかしよく情報を集めてみれば、その地域ならではの、都市部では出会えなかった素敵な職場に出会える可能性も大いにあります。Uターン転職を考えるならば、まずは仕事を続けながら転職活動をスタートし、じっくりと考えて判断した上で、落ち着いて引っ越し先を決めるようにしましょう。

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